骨粗鬆症治療剤 イバンドロン酸静注1㎎シリンジ「VTRS」を
3月8日に発売
ヴィアトリス製薬株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ソナ・キム)は、ブリオファーマ株式会社が2022年8月15日に製造販売承認を取得した骨粗鬆症治療剤、イバンドロン酸静注1㎎シリンジ「VTRS」の販売を3月8日(水)に開始いたしました。本有効成分は、ジェネリック医薬品として初めて承認され、昨年12月9日に薬価収載されております。
この度発売するイバンドロン酸静注1㎎シリンジ「VTRS」は患者さんの医療安全の確保、医療従事者の利便性を考慮し、シリンジと包装に下記の特徴を施しております。
誤投与防止のための工夫
ラベルの工夫(画像①)
- 投与経路の誤りを防止するために、シリンジラベルの3カ所に「静注」と表示
- 投与時の逆血確認や薬液注入の視認性向上のため、シリンジラベル先端に透明部分を確保
ブリスター包装(蓋)の強調記載(画像②)
- 投与経路の誤りを防止するため、ブリスター包装の蓋にも大きく「静注」と表示
- 投与回数の誤りを防止するために、「月1回投与」と表示
フォントの工夫(画像③)
- 包装(小函、ラベル)にユニバーサルデザイン仕様の読みやすい「つたわるフォント®」を採用し、誤認防止と低視力状態にも対応
ヴィアトリス製薬株式会社 代表取締役社長のソナ・キムは、次のように述べています。
「今回、ジェネリック医薬品として初めて承認されたイバンドロン酸静注1㎎シリンジ「VTRS」の販売を開始することになり、大変嬉しく思っております。イバンドロン酸は骨粗鬆症に悩む多くの患者さんの治療に貢献してきた薬剤です。また、今回発売する製品は患者さんの医療安全を確保するために、シリンジラベルの表記等に様々な工夫を施しております。ヴィアトリス・ジャパングループ独自の知見・技術を活かし、患者さん、医療従事者の皆さんにとって経済的な負担の軽減につながるとともに、より安全な治療選択肢をご提供できるよう活動してまいります。
ヴィアトリス・ジャパングループは幅広いポートフォリオで多くの疾患領域をカバーするユニークなヘルスケア企業として、誰もが人生のあらゆるステージでより健康に生きられるよう貢献するために尽力してまいります。」
製品概要
<発売日:2023年3月8日(水)>
販売名 | 標準先発品名 | 薬効分類名 | 製造販売承認 取得日 |
製造販売承認 取得会社 |
販売元 |
---|---|---|---|---|---|
イバンドロン酸静注 1㎎シリンジ「VTRS」 |
ボンビバ®静注 1㎎シリンジ |
骨粗鬆症治療剤 | 2022年8月15日 | ブリオファーマ 株式会社 |
ヴィアトリス製薬 株式会社 |
製品画像:イバンドロン酸静注1㎎シリンジ「VTRS」
画像①:ラベルの工夫
画像②:ブリスター包装(蓋)の強調記載
画像③:フォントの工夫
【ヴィアトリスについて】
ヴィアトリスは、世界中の誰もが、人生のあらゆるステージで、より健康に生きられるよう貢献する、グローバル規模の製薬会社です。持続可能なオペレーションを促進し、革新的なソリューションを開発します。また、蓄積された専門知識を活かし、当社独自のGlobal
Healthcare
Gateway™を通じて、より多くの人びとにより多くの製品とサービスをお届けします。2020年11月に誕生したヴィアトリスは、サイエンス、製造、流通における専門的知識とメディカル、薬事、コマーシャル分野の実績ある能力を結集し、165を超える国と地域の患者さんに高品質な医薬品をお届けしてまいります。ヴィアトリスは、非感染性疾患と感染症にわたる広範な治療領域に1,400種類以上の医薬品を有しています。当社のグローバル・ポートフォリオは、著名なグローバルブランド医薬品、コンプレックス・ジェネリック医薬品、一般用医薬品などで構成されています。ヴィアトリスは全世界に約37,000人の従業員を擁し、米国に本社を置き、ペンシルベニア州ピッツバーグ、中国上海、インドのハイデラバードにグローバルセンターを有しています。詳細については、viatris.comおよびinvestor.viatris.com、Twitter(@ViatrisInc)、LinkedIn、YouTubeをご覧ください。
日本においては、ヴィアトリス製薬株式会社、ファイザーUPJ合同会社、マイランEPD合同会社、マイラン製薬株式会社の4法人が、ヴィアトリス・ジャパングループとして事業を展開しています。